~小品盆栽の時間~

心安らぎ、そして心躍る「小さな盆栽」の魅力をご紹介

ボンサイが彩る新しい空間の演出

 

 

飾り気のない場所を劇的に変えてくれる小さな樹木。

 

 

 

 

僅かな場所に置いてみれば、そこは「季節の間」に変わる。

 

 

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(黒松と灯篭。こういうプチ正月飾りもアリですね)

 

 

 

玄関先、床の間、窓辺のスペース…。

 

 

 

何もなかった空間に、色彩と品格を与えてくれる。

 

 

 

 

 

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小品盆栽はいつでも遊べる

 

小さな盆栽は場所を取らないのがイイところ。

 

 

 

 

何か部屋に飾ってみようかなぁ…

 

盆栽 椿 小夜侘助

(ツバキ 小夜侘助 さよわびすけ)



 

 

盆栽ってインテリアの小物としてイケるかも。

 

 

 

 

 

盆栽 蝦夷松

蝦夷松)

 

 

ちょこんと置けば和の空間。

 

 

 

 

 

そう、小さな小品盆栽はいつでも遊べる。

 

 

 

 

 

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盆栽と休日

 

ここ最近は忙しい日々が続くなあ…。

 

 

 

 

 

久しぶりの休日だけど、ちょっと疲れてるし。

 

 

 

 

 

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ゆっくりお茶でも飲もうかなぁ。

 

 

 

 

 

 

そんな休日があってもいいでしょ。

 

 

 

 

 

 

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盆栽という趣味を考える(お金編)

盆栽はカネがかかる…?

 

 

「かけようと思えばかかるし、安く済まそうと思えば安く済む」というのが答えでしょうか。

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「盆栽ほどカネのかからない趣味はない」という愛好家もいらっしゃいます。

 

 

では、順に見ていきましょう。

 

・樹

値段はピンキリ。1円から1億円まであります。高いものは天井知らずです…。

 

・水道代

水代だってバカにならないでしょう?という声も聞く。

仮に10cmほどの小品盆栽を100鉢持っていたとする。一回の水やりで4Lジョウロを3杯くらい使う。とすると一回に12L。毎日12Lを一ヶ月31日で372L。150Lの湯舟約2.5杯分。水道代が1L0.3円とすると372L×0.3円=112円。

一年で1334円

(夏場は一日2回~3回水やりしますが、逆に冬は2~3日に1回ですから一年を通して平均一日1回と計算してます。)

 

 

・用土

小品盆栽100鉢を植え替えても赤玉土14L二袋で足りる。高級品を使っても一袋1000円程度

 

・肥料

肥料も値段の上下はありますが…。

例)東商の臭わない肥料「おまかせ」2.5kgで春から秋まで事足りる。一袋1420円

 

・鉢

これまたピンキリ。1円から数十万まで…。量販店で出回っているものは3寸(9cm)鉢の場合、一鉢300円くらいから。樹と同様にかけようと思えば幾らでもかかります。

 

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小品盆栽100鉢で水道代は一年で1300円ほど。

肥料と用土は1年で3420円。

 

樹と鉢は個人の好みですから、こればかりは何とも言えない所ですね…。

(ちなみに正月飾りの黒松の苗は1本300円くらい。小さな苗でも3年5年と時間が経てば盆栽になってくるんですよ)

 

小生、以前はゴルフを趣味としておりました。1回コースに出れば1万~2万円。クラブはセットで数万円。打ちっぱなしの練習は1回2000円~3000円。一年に12回はコースに出てましたから年間12万円以上使っていたことになる。

 

 

それに比べれば…。

 

 

盆栽って意外とお金のかからない趣味なんですよ。

 

100鉢とは言わずとも、数鉢持ってみてはいかがでしょうか? 

 

 

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盆栽という趣味を考える(イメージ編)

 

盆栽が趣味であると言ったら

「若いのに」とか「じーちゃんみたい」と言われることがある。

 

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どうも世間には「波平さん」のイメージが強いようだ。

 

この古臭くて敷居が高いイメージは盆栽の歴史に起因するものだろう。

 

古くから盆栽業者は豪商の旦那衆や政治家などを相手に商売をしてきた。彼らの扱う樹は豪快で年代も古く、もちろんお値段も高い。

 

樹だけでなく展示する時に花台や屏風、掛け軸など使用して形式や格式を重んじる風潮は、一般大衆には近寄りがたいものがあったかもしれない。

 

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しかしながら、旦那衆が値段も見ずに買うような樹だけが盆栽ではない。

 

この部分が世間のイメージと乖離しているのではないか。

 

正月用の梅も、春のサツキも立派な盆栽である。モミジを挿し木して、3年、5年と経てばミニ盆栽が出来る。

 

「植物を育てる」という行為は同じであれど、バラやシャクナゲのような園芸とは離れた世界だと思われているようだ。

 

水をくれてやり、伸びれば剪定する。バラもシャクナゲもやっていることは同じである。

 

政治家や旦那衆と競ってもしょうがない。あなたが好きな樹があればそれでいいのだ。

その樹を見て景色が浮かんでくればもう盆栽人である。

春の芽出しや秋の紅葉で心を和ませてくれるのが盆栽である。

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と、力説したものの…。

やはり長年に渡って刷り込まれた「波平さん」のイメージは根強いですね。

 

今度、一鉢手に取ってみて下さい。

正月用の梅でも、春のサツキでもなんでもいいんですよ。

 

一輪咲けばそんな「古臭いイメージ」は吹っ飛びますから。

 

 

 

 

 

 

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盆栽人にも失敗はある・・・

 

秋になれば実が熟す。

「丹精込めて」作った結果が秋に実る。 

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 秋の展示会などはその発表会の場でもある。

 

 

キチンと仕上がった樹々を見ると感心する方々も多いと思うが、しかし全てが完璧に仕上がるわけではない。

 

 

今年は「水切れ」させてしまい、なんと大不作である。

花が咲けば必ず実が成ってくれるピラカンサはわずかに一つだけ...。

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「水切れ」は鉢内の水分が抜けて、カラカラになってしまうこと。

水分が切れると植物は花や実を落とす。

実成りよりも自分の生命維持を優先するためである。

 

完全に管理不行き届きの結果としか言いようがない。

 

展示会に出すわけでもないのでどうなるわけでもないのだが、しかし一つとは…。

 

 

豆盆栽の西洋カマツカもなんとか三つだけ。

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水やりは大切な仕事だが、5月頃の熱気で水切れを起こしてしまった。

初夏のしくじりは秋になって結果として現れる。散った花をもう一度咲かせることは出来ない。一度後退すると回復するのは一年後である。

 

盆栽づくりは「丹精込めて」とよく言われる。あんな細かい管理は出来ないという人もいるだろう。

 

しかし、盆栽人みんなが完璧にやっているわけではない。

 

 

失敗だってあるのだ。

 

 

 

 

 

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