~小品盆栽の時間~

心安らぎ、そして心躍る「小さな盆栽」の魅力をご紹介

2019-01-01から1年間の記事一覧

ボンサイが彩る新しい空間の演出

飾り気のない場所を劇的に変えてくれる小さな樹木。 僅かな場所に置いてみれば、そこは「季節の間」に変わる。 (黒松と灯篭。こういうプチ正月飾りもアリですね) 玄関先、床の間、窓辺のスペース…。 何もなかった空間に、色彩と品格を与えてくれる。 にほ…

小品盆栽はいつでも遊べる

小さな盆栽は場所を取らないのがイイところ。 何か部屋に飾ってみようかなぁ… (ツバキ 小夜侘助 さよわびすけ) 盆栽ってインテリアの小物としてイケるかも。 (蝦夷松) ちょこんと置けば和の空間。 そう、小さな小品盆栽はいつでも遊べる。 にほんブログ村

盆栽と休日

ここ最近は忙しい日々が続くなあ…。 久しぶりの休日だけど、ちょっと疲れてるし。 ゆっくりお茶でも飲もうかなぁ。 そんな休日があってもいいでしょ。 にほんブログ村

盆栽という趣味を考える(お金編)

盆栽はカネがかかる…? 「かけようと思えばかかるし、安く済まそうと思えば安く済む」というのが答えでしょうか。 「盆栽ほどカネのかからない趣味はない」という愛好家もいらっしゃいます。 では、順に見ていきましょう。 ・樹 値段はピンキリ。1円から1…

盆栽という趣味を考える(イメージ編)

盆栽が趣味であると言ったら 「若いのに」とか「じーちゃんみたい」と言われることがある。 どうも世間には「波平さん」のイメージが強いようだ。 この古臭くて敷居が高いイメージは盆栽の歴史に起因するものだろう。 古くから盆栽業者は豪商の旦那衆や政治…

盆栽人にも失敗はある・・・

秋になれば実が熟す。 「丹精込めて」作った結果が秋に実る。 秋の展示会などはその発表会の場でもある。 キチンと仕上がった樹々を見ると感心する方々も多いと思うが、しかし全てが完璧に仕上がるわけではない。 今年は「水切れ」させてしまい、なんと大不…

実が成ってこそ紫式部

紫式部(ムラサキシキブ)という木がある。 誰が名付けたのかは分からない。 たしかに紫色の実が成るのだが…。 しかし、この木に実が成っていなかったら何の木か分かるだろうか。 「実が成るまでは何とも知れぬ木だ」と誰かが言った。 なるほど、そうかもし…

花は咲く合図をしない

水やりをしているといつの間にか咲いていることに気づく。 人知れずひっそりと咲く。 本来は春から初夏にかけて咲く香丁木。 気温が下がり春と勘違いしたのだろうか。 咲く前にひとこと言ってくれればこちらも準備して待っているのだが…。 実に静かである。 …

多くを求めるのは野暮ってもんよ

あれも欲しいこれも欲しい。 こうありたい、そしてこうなりたい…。 生きていれば求めるものは山ほど出てくる。 (黒松 石付き) 「良い盆栽」というものも欲しくなるが、小さな盆栽に全てを求めるのは酷な話。 大きな盆栽であれば見どころはたくさんある。 …

ミニ盆栽人は棚下に転がっている木を見る

棚下に転がっているとは如何なることか⁈ 盆栽園に行けば、盆栽が並んでいる棚がある(棚場という)。 棚の上には立派なモノがずらり…。 樹齢ン十年の大きな年季の入った木が並んでいる。 もちろん「良い木」をたくさん見ることは勉強にもなるし、目を肥やす…

盆栽人は冬も待ち遠しい

春は芽吹きの季節。 夏は水やりで忙しく、秋は紅葉を楽しむ。 さて冬は…? 樹を育てる盆栽人は寒い冬の時期も何かと楽しみである。 春だけでなく冬に咲く花もあるのだ。 椿は夏から秋にかけて花芽が大きくなる。 この花芽が日々大きくなるのを見るのはワクワ…

小さな盆栽はどこでも飾れる

小さな盆栽は飾る場所を選びません。 どこでも飾れるのが良いところ。 大きな盆栽はちゃんとした床の間がないとなかなか飾る場所がありません。 そのほかは展示会に飾るくらいでしょうか。 生活に溶け込むのは小品盆栽ならではです。 こちらはイボタノキ。大…

ミニ盆栽人は3年後、5年後を夢見る楽天家である

「ミニ盆栽人は3年後、5年後を夢見る楽天家である」 盆栽関連の書籍でそんな文章を読んだことがある。 フム… その通りかと。 大きな盆栽はじいちゃんの世代から作ったものを受け継いでいかないと良いものは作れない。 しかし、小さな盆栽は「自分で作れる…

水やりは樹にとっても、そして盆栽人にとっても必要な仕事

たかが水やり。 されど水やりである。 気温の高い夏場は水切れが心配になる。 鉢によってはよく乾くものもあれば、そうでないものもある。そんな棚場の状況を見回って水くれをする大事な仕事。 盆栽を始めた当初は体調を崩していた時期で、ずっと家にいた。 …

秋の気配… 自宅で紅葉を楽しめる小さな盆栽

秋といえば「紅葉の季節」ですね。 赤や黄色に染まる景色を自宅で見られるのが小品盆栽のいいところ。 ちょっとしたプチ贅沢気分が味わえちゃいますよ。 紅葉を楽しめる木の種類は数多くあります。 モミジやカエデなどは代表的な種類です。そのほかケヤキ、…

盆栽の楽しみ方

盆栽の楽しみ方とは何だろうか…? 飾る、眺める。 買う。 作る。 どれも正解です。 楽しみ方は大きく分けて三つあります。 ・展示会に出品することを目的とする ・完成品を買って自分だけで楽しむ ・素材から自分で作る ー展示会に出すことを目的とするー 盆…

広い庭が必要? 盆栽の置き場を考える。

小品盆栽で言えば、広い庭は必ずしも必要ではありません。 住宅街でもわずかな隙間を利用して小さな盆栽を楽しんでいる愛好家は多くいます。 例えば、 ・自宅の裏庭 ・車庫の屋上 ・ベランダ などなど。 大きな盆栽となるとベランダでは難しいですね。やはり…

自分で作れる小品盆栽

「自分で作れる」というのは小品盆栽の利点でしょう。 大きなものは職人さんが何十年と時間をかけて作るものですが、小さい盆栽であれば安価な素材を数年仕立てるだけで見られるようになります。 仕立てると言っても複雑なものではなく、剪定や植替え、整枝…

小さな盆栽の魅力

盆栽と聞くとどんなイメージが浮かびますか? ・高価なモノ ・年配の方がやるもの ・時間がかかる ・お金もかかる こんなイメージが多いと思います。 たしかに展示会やテレビで見る「盆栽」はとても高価なものが多く、出来上がるまでに相当な時間もかかって…